2009年8月31日 (月)

どうなる?にっぽん

 総選挙、予想どおりとはいえすごい結果でしたね。どっちの陣営がどうだとか、わかりにくかった政策選択については特に触れないでおきましょう。ただ、本格的な政権選択という戦後の日本では初めてともいえる事態のなかに、官僚政治への忌避がたぶんに含まれていることはいいことだと思います。

 二大政党制というものが本当に定着するのか、そして政治主導の政策が実現されていくのか。江戸時代から続いてきた少数者による実権制度・官僚政治をどこまで小さなものにしていけるのか、ここがポイントなのでしょう。

 官僚制が江戸時代からだと書きましたが、これ最近のワタシのモチーフです。戦国大名の組織(家臣団の編成)を研究してゆくと、国人領主から戦国大名になった例では毛利元就が典型ですが、国人一揆(唐傘連判)というかたちでの連合組織なんですね。そこから連合組織の盟主、国人一揆の家臣団化とすすみ、直臣(譜代・馬廻り衆)の育成、一門支配、家臣団の奉行化(官僚化)となるわけです。

 それでも豊臣政権までは実力派の家臣(大名)を排除できず、政権内部の矛盾から関ヶ原の合戦となります。これに対して江戸幕府は実力のある外様大名を政権から排除し、実力はないが実権のある大老3家(古河土井家・彦根井伊家・姫路酒井家)ほかの譜代諸家に限定していくことで官僚制度を完成させたのだといえましょう。

 そして明治維新は「徹底した革命であった」(司馬遼太郎)といわれますが、じつは不徹底でなのあって、薩長土肥の軍閥という形で人脈的な官僚制度を温存したんですね。これが軍事官僚独裁として大日本帝国を破滅させた原因です。官僚システムをどこまで逓減し、生産しない人間(政治家と役人)をなくしていくか。さしあたりここが21世紀の政治の課題でしょうhappy02

 ところで、今回の選挙結果とは関係なく、国交省の官僚がいきな方向性を打ち出したそうです。国交省、自転車の“復権”後押し

2009年8月23日(日)16時39分配信 共同通信
 
 国土交通省は23日、自転車を使って安全に通勤や買い物ができるまちづくりを進める自治体を支援する新制度を来年度に創設、モデルとなる「自転車重点都市」を公募で約20自治体選ぶ方針を固めた。5キロ程度の移動はマイカーよりも自転車の方が中心になるよう専用道を整備するなどし、自転車の“復権”を目指す。車の利用を控えることで地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量削減などにもつなげる。

 これ、画期的というよりもじつは当然なのですが、官僚のなかにも自転車推進派はいるということ。警察のなかにも、自治体役人のなかにもいます。官僚=悪人だとは申しません。自転車社会の実現は粘り強く運動してゆく以外にはないと、はいcat

 しっかし、自民大敗で自転車議連ガタガタになってるなー。事務方の原田義昭さん、落選だしwobbly。ではまた。
 

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