2010年6月14日 (月)

鴨川ツーリング@晴れのち雨

100613_091801  写真は湾岸から北に道をぬけて、14号バイパスを東京方面に逆走してしまった直後です。みなさん、あきれてます。

 逆走したの、ワタシでした。

 その間、ワタシ 「やったー、14号に出たー」

 みなさん 「あれ、なんか意図があるんかな?」 「あの信号でUターンすんのかな?」

 状態だったようです。すんまそん100613_112701  

 千葉から輪行。今回のエコサイクルツアーは、農業法人鴨川自然王国(女王加藤登紀子)を表敬訪問。環境保全は里山の保存と充実、そして食料自給が人類の将来を決める。ってな感じで行くことになったんでした。

100613_121001  上総湊駅の階段。初日、最大の難所だったかもしれません

 せめてスロープとかあれば、ワタシの場合は後輪で転がすタイプの輪行バッグなんで、ラクなんすけどね。100613_142902  

 で、途中に峠もそこそこにありましたが、大山の千枚田でやんす。手軽なファミリーリゾート、デートスポット(丸見えなんすが)らしく、けっこうなにぎわいでした。

100613_144101  

 最後、押しでした……100613_151601

 標高は300㍍ほど、夜はけっこう寒かったです。

 このあたりも猿やイノシシが出るそうで、その原因は森林(山)の手入れが出来なくなったからです。山における人間(入会)の領域が少なくなり、動物たちが里まで下りてくるようになったわけです。

 しかも、山の幸(果実や根菜)が雑木林に埋もれることで、動物たちは畑に餌を求めるようになるというわけです。過疎化と里山の消滅、これは日本的な風景の死滅とともに、食文化の減少を意味しているのかもしれません

100613_161001  そーんなことも含めて、王国のカフェのお客さんとお話をしました。このあたり、峰岡という山林なんですが、江戸時代は山野牧だったそうです。東葛にもあった馬の牧場ですね。

 その伝統を復活させようと、牛の放牧を計画(検討)しているそうです。実現するといいな。100614_143501  

 翌日(14日)、雨でした。予想どおりとはいえ、もしかしたらそれるじゃないかなー、とか予報は何かの間違いでした。とかになるんじゃ、と思っていましたが……。

 ずぶ濡れです。寒いです(写真は保田駅で着替え中)。

 午前中は農作業と出荷を手伝い、午後は雨の中を出発(帰宅)しました。雨中走行の写真、保存し忘れた

 [備忘録]

 国道465(走りやすい)→県道88(最後に峠がある)→県道34(長狭街道=走りやすい)

 長狭街道(鴨川)→保田駅(鋸南町)=けっこうアップダウンの距離が長い。きつい

 参加されたみなさん、お疲れ様でした。市川駅までお見送りのみなさん、こんどは一緒に走りましょうね。王国のみなさん、ありがとうございました。ではまた

 ※10月に名古屋行く人募集中。

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2010年4月18日 (日)

アースディ東京@2010

100418_133401  代々木公園に行ってきましたが、用事が終わりしだい早々に退散しました。人多すぎです。まともに歩けません。100418_135201  

 なので、ショップめぐりをしようと思って、なるしまフレンドに向かったところ、見当たりません。ありません……。どうやら引っ越したようです。

 なんとか旧店舗を見つけて、移転先を確認。外苑西通り(おもて通り)に出世なさったようですね。新店舗に向かう途中、右上のショップ(?)を見つけました。グランディヴェルというお店なんですが、自転車は売ってません。ひたすらスタミナトレーニングをするための場所のようです。これで商売として成立するのでしょうか。

 さすがに自転車ブームとはいえ、トレーニングだけのショップ(?)が成立するのかどうか、さきゆきを見守りたいと思います。

100418_140801  なるしまフレンドの新店舗です。こいつらは売ってる自転車ではありません。駐輪場なんですよね、この広大な庭園のようなの。カフェテラスになってます。ショップの内部も、都心にしてはなかなか広いものです。スペシャのフラッグシュップの斜め向かい(相乗効果か、つぶし合いか?)、いちど行ってみてください。

 遠方にあるので、なかなかマイショップというわけにはいきませんが、アフターサービス、店員が親身になってくれる(とくに値段面)ではピカイチ、自転車界の大御所が経営するだけのことはあります。ワイズアサゾー店で210円の手袋買いました。インプレはまたの機会に。

 エコサイクルツァーの日程、決まりました。6月13~14日(日・月)です。日帰りOK、輪行併用の約90㌔(初日)。行き先は千葉の某自然農園ですが、確定しだい詳しい案内をUPします。

ではまた

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2009年8月 6日 (木)

錦川イベント@山口

 秋のエコサイクルツァーが決まりました。総選挙後の情勢を見据えながら、もう一度吾妻川(八ッ場ダム)かなーと思っていましたが、パドラー(カヌーイスト)の方々が企画している環境保全キャンペーンの川くだりに、自転車隊として参加しようかと、まだ少し迷ってますがそういう流れです。いえね、めずらしく10月に仕事が忙しくなりそうなもんスから

 ぜひ沖縄でという強い要望もあったんですが、辺古野沖の米軍基地問題もいまのところワタシたちが行けるような大きなイベントはないようで、単独で行ってもサマにならんし。そういうわけで、沖縄遠征待望組の方々には申し訳ないのですが、わざわざ自転車を沖縄に持って行くに足るようなイベントが発動されるまでお待ちください。環境問題でというより、沖縄の場合は基地問題で急展開とかしますからね。

 で、表題の錦川ですが、錦川清流鉄道というのが有名らしく、赤字鉄道ながらその赤字幅も自治体の許容量の範囲内だとかで地元で愛されているようです。なるほど錦川というのは、岩国市の錦帯橋の川なんですね。錦帯橋はとても好きですから、やっぱ行きたいかなー。どっちにしても(ワタシが行く行かないにかかわらず)、このブログに案内を出しますので、西日本のみなさんご参加ください。錦川は こんな感じ です。

 ところで、よくわからないのがイベントの子細なんですが、どうやら5~6日ぐらいかけて錦川をくだり、最後は瀬戸内海の島(原発の計画あり)に行くのだとか。で、1日の行程が15㌔ほど……。

 150㌔の間違いではないでしょうね? いや、150㌔を何日も進めば瀬戸内海を跨いで四国、四国も突っ切ってしまうことでしょう。九州も縦断できるんでは? ぎゃくに15㌔の場合、1時間ほどで終わってしまうんじゃないでしょうか……。のこりの時間はカレーを作るとか、釣りや川遊びをするとか? それとも、岩場の連続でMTBでも難渋するルートなのか? 自転車をかついで15㌔とか

 ま、よくわからんのですが、久しぶりにキャンプツーリングになります。しかも、自前のテントが必要そう。ワタシの場合はアウトドア用品といえばモンベルなんですが、モンベルのテント高いです。そこでいろいろ探してみたんですが、ダイエーでこんなのを発見。900  

 モンベルの一個分でこいつが35個以上買えますね。35個もいりませんが、一回使ったらダメになると考えて、3泊なら3個? ぎゃくにモンベルのを35回使うかどうか、そんなことまで考えてしまいました。

 kaccinさんのおススメはツェルト。テントに似てますが、木に引っ掛けて吊るす方法なので、骨組みが要らんのですね。

Photo  軽いです、手軽です(縮尺5分の1ですけど)。高校時代のロングはだいたいキャンプツーリングでしたが、もっぱらバンガローか貸しテント派。あんな重いもんは持って行けんと、友だちのお父さんが好意でくれたテントは使わないまま、いつしかバリバリになって捨てたんでした

 いまの気候(とくに湿度)でシュラフとか選んでも、10月の中国地方の山でしょ? 雪も降る場所だからけっこう寒いはず。もうすこし先になってから、ゆっくり考えるとしましょう。キャンプ得意の人たち、いろいろ教えてちょ

 母校、甲子園一日目の第一試合。ちょっと相手が強すぎ……。

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2009年5月29日 (金)

八ッ場ツーリング(完結編)

 大きな蜂にわき腹をつかまれたまま走るのって、ほんとうに生きた心地がしませんでした。彼(蜂)が何かの拍子に「攻撃された」と感じ、反撃に出たらその瞬間にワタシは痛みに耐えられずに転倒。あるいはショック死も考えられないではありません。なんとなく、わき腹にしがみついてる蜂クンの手足(?)に、怒りのような力がこもってきたような気が。

 人間というものはワタシのような年齢になると、とくに失敗や挫折を経験したぶんだけ最悪のケースを想像しがちになるものなんですね。ここはサイクリングロードだから、救急車が入ってこれないなぁ。とか、たとえスズメバチより毒性が弱いとしても、心臓のすぐ横を刺されたら急性心臓麻痺とかも……?

 以前、同年輩の自転車仲間と「80歳台まで乗れたら本望だよね。死ぬときはツーリングでヘロヘロに疲れて、そのまま眠って死んじゃうみたいな」(ワタシ)「理想だね」(仲間)と語り合ったことがあります。じっさいに80台なかばで日本一周のラストで亡くなられた(トンネルの中でトラックにはねられたんですが)サイクリストもいることだし。

 でもここサイクリングロードだし、蜂に刺されてとういうのちょっと恥ずかしくね? そんなことを考えていると、楽しかったことや辛かったことが頭のなかを走馬灯のように駆け巡りました。

 と、サイクリングロードが国道と交差するところで、渡瀬さんが停車「あっちですよね?」「うん……」ワタシはわき腹を横目で見ながら「こいつ、絶対にスズメバチじゃないよね?」「違いますよ」その答にホッとしたつぎの瞬間、蜂クンはぶーんと飛んでいきました。

 はー、たすかったー。怖かったよー。

 たぶん彼(?)はワタシのわき腹にしがみついたまま「おい止まってくれよー、もう巣に帰らなきゃなんないのにぃ」状態だったのかもしれませんね。わかったこと→蜂がジャージにとまったら、停車して逃がしてやること。どっちにしても精神的に臨死体験をした感じで、もうドッと疲れました。

 その後、われわれは玉村橋でいったん左岸に渡るべきところを直進し(なんとなく間違いはわかってたんですけどね、つい冒険心というか判断力の低下というか……)利根川サイクリングロード(一般県道渋川玉村線)をそれたんでした。Dscn3867  

 いったん支流の烏川サイクリングロード(高崎伊勢崎自転車道)に入り、完全に西に向かってました。おいこれ、帰れんのじゃないんか?

 つぎに神流川リバーサイドロード。一瞬、神奈川に見えたんでワープしたのかと焦りました。かなり大回りをして、自転車ではじつに走りにくい国道17号に。予定通り? 本庄から輪行。疲れました。が

 今回のツーリングの反省点→秋ヶ瀬は出発点としてはちと遠すぎた(キャンプ場でカレーが作れなかった)・他のイベントとバッティングして参加できない人が多かった(日程はもう少し柔軟に)・サポートカーのナビが人力なのであまり役に立たなかった(何とかしとけ)・小役人相手に議論しても得られるところは少ない(議員立法とか考える余地あり)、以上。 

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2009年5月26日 (火)

八ッ場ツーリング(三日目)

Dscn3852  川原湯温泉から下りの353号線、じつに快適でした。前日の雨でリムは真っ黒、フレームもドロドロだけど、乾いた空気が心地よい。真田昌幸の岩櫃城址(大きな山なんだけど)、けっきょくわからんままDscn3855  

 あっという間に、利根サイ。じつはこれ、県道なんです。やや小ぶりでしたが、風車の回転力がスゲー。上州のからっ風は冬だけじゃないんですね。まるでモーターで回ってるみたいに唸ってました。

Dscn3856  ここまで45㌔ほど、予定時間前に着いてしまいました。

Dscn3858  群馬大橋のむこうにランドマークの群馬県庁。ここで自由時間にしました。ショートツーリングでも個人行動の時間が必要ということで、恒例の市内観光です。

 が、前橋も見るところねぇー。上杉謙信が関東遠征の拠点とした厩橋城(前橋城)も土塁と堀しか残ってないし、町並みもふつうの街でした。ただ、中心街に「利根川サイクリングロード→」(観光地か?)と表示があったの、ほほえましい気分でした。Dscn3859 

 わずかに、前橋らしいといえるのか。自転車走行可の広い歩道に、ヘルメット姿のおじょうさんたち。県庁の自転車置き場にも市庁舎の駐輪場にもロードバイクやクロスバイク、たくさん停めてありました。

Dscn3861 Dscn3863 

 仕方がないので、県庁の展望台に。左が榛名高原をすそに従えた浅間山、右の写真が赤城高原です。じーっと見てると、行ってみたくなります。牧場とかキャンプ場とかたくさんあるんだろーなぁ。

 2時から県庁で要望書の提出。角倉議員と関口議員が立ち会って、県土整備部特定ダム対策課の役人に。ところが、ここの課長さん県警に何か吹き込まれたのか、名乗りもしなければ名刺も出さない小心者ぶりを発揮。じつは前日に、八ッ場あしたの会の渡辺洋子さんから「担当者が会うのを怖がってる」という情報をわれわれも得ていたんです。

 んなもんで、少しばかり質問攻めにしていじめました。さらに最後、提出してるところを写真にと角倉議員が申し出ると、課長さん「ですから、受け取れません」と、意外な反応。たちまち「民主主義以前の問題だ!」 「なら知事に直接渡すから、あんたの職務怠慢も報告する」な感じになったんですが、次長(若いイケメン)が「課長は写真(使用のされかたで一人歩きする?)が困るんであって、ちゃんと受け取ります」。この次長君、ツーキニストで、われわれの「ダムの代わりにサイクリングロードを」の主張にもうなずいてましたっけ。県庁の記念写真は、関口議員のブログに。この県庁舎、いま日本でいちばん綺麗な庁舎らしいです。

 ツーリングはここでいったん解散。ワタシと渡瀬さんは利根サイを行ける所まで、おおむね本庄あたりで輪行しようということに。群馬大橋以南は市街地なのでやや狭くなりますが、快適に走っていたところ。ワタシのジャージの袖に何者かが……。ゲッ、スズメバチ。じゃなかったけど、形はスズメバチと同じような蜂。どうしよ。刺されたら、ショックで転倒とかしそうだなー。

 渡瀬さんに指示をあおぐと、「攻撃したら反撃してきますよ」つまり、じっとしてろと。そのうち、サイクリングロードの両脇に木の枝が出てきましたので、葉っぱに袖を当てるようにして払ってみましたが……、ますますしっかりしがみついてきました。さっきは袖だったのが、もう脇腹あたり? 心臓ひと突き? なんかいま、ちくっとしたような。いかん、なんとなく意識が朦朧としてきたぞ。(つづく)

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2009年5月21日 (木)

八ッ場ツーリング(二日目)

 夜から雨になるのは予報で知っていました。そして、ワタシたちの深層心理のなかでは「まさか雨の中は走らんだろー」というものがもやもやと漂い、暗黙の了解として誰が言い出すともなく、これを阿吽の呼吸というのでしょうか。Dscn3827  

 思いのほか冷たい雨でした。吾妻渓谷はもっと寒いんだろうなぁ……。と、空模様をうかがいつつ、決定いたしました。

Dscn3828  渋川から川原湯まで、輪行です

 鴇澤さんがケガをしているからだとか、10時に始まる見学会に11時から参加の予定でしたが、せっかくだから最初から参加しよう、だとか。いろいろ理由をつけて、……ツーリングは安全第一だし。Dscn3831 

 それでも、見学会には自転車で参加しようということで、先に荷物を山木館さんに預かってもらいました。

Dscn3841 吾妻渓谷、めちゃ綺麗です。青く乳白色の水はもともと酸性なんだそうで、お魚は住めない環境です。で、その酸性水に鉄筋コンクリートの橋やダムは無理なので、上流で石灰ミルクを投入してるんです。乳白色に感じられるのはそのせいです。Dscn3837 

 右の写真に写ってる構築物は、ダム本体を作るさいに水を迂回させるための水路(穴)の付属物です。

Dscn3844  移転分譲地(川原湯側)から、川原畑地区の移転地を遠望したところ。標高580㍍地点までダム湖に沈むので、鉄道も道路も家も旅館も、すべて高地に移されるわけです。が、まだ造成が遅々として進まず。八ッ場ダムの最大の問題点とは、計画ができてから50年以上も経つのに、いっこうに完成の目処が立たないことなんです。Dscn3845_2   

 地元が賛成してるんだから建設を急げ、というのが国交省をはじめ行政側の論拠ですが、地元民のホンネは「いい加減に何とかしてくれ」「宙ぶらりんはもうたくさん」あるいは条件闘争をやりながら何とか生活再建をはかりたい、といったところでしょうか。つまり、既成事実の積み重ねによって、当初は町ぐるみの反対運動だったものがやむなく受け入れ(強制収用を避けるため)、進まない工事に苛立っているのが実態なんです。

Dscn3847  ←こういう感じになるそうです。

 ところで、千葉知事選挙でもそうでしたが、民主党をはじめとする野党が選挙マニフェストに「八ッ場ダム建設の中止」を明記している現実があります。もし仮に政権交代が起きた場合には、このダムの計画が根本から覆ってしまうんです。そこで問題なのは、付け替え道路や鉄道、住宅移転などこれまで進めてきた関連工事をどうするのか、なんですね。Dscn3848  

 ワタシたちも国土交通省と環境省に「総選挙まで工事を凍結しろ」と申し入れましたが、どうやら国交省も「総選挙後の本体工事着工」の意向のようです。本当に建設中止になった場合は、秋にもういちどツーリングやります。旧吾妻線もしくは旧国道のサイクリングロード化、サイクリングセンターの建設など、具体的な施策をたずさえてのツーリングにしたいものです。どうぞご注目を。

 ところで、自転車での見学会参加は激坂の連続でした。雨もいっこうにやまず、最後は広報センターに自転車を置いて、みなさんといっしょにクルマで見学となりました。猛烈に寒かったです。

 寒い→激坂を登って暖まる→汗で冷える→また激坂を登る→消耗するでした。上毛新聞に記事が載りました。Ecocycletour

 夜、山木館で銀河鉄道を観ました。吾妻線のつづら折れの勾配が、ちょうど列車が空に昇って行くように見えるんです。霧の中なので幻想的でした。むささびは来なかったけど、ぶっぽうそうを観ました。小ぶりのみみずくですが、可愛かったです。 

   

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2009年5月19日 (火)

八ッ場(やんば)ツーリング2009年5月(一日目)

Dscn3797  今回から、ゆるさんの輪行バッグもかぶせるだけのモンベルにしました。こいつは後輪にかぶせた部分をヒョイとめくれば(キャーツ)、自転車を立てて転がせるんです。こいつがあるせいなのか、ゆるさんは「前橋まで行くんだ」と、メチャメチャ強気でした。初の単独輪行にひそかに燃えていたようです。Dscn3798  

 というわけで、秋ヶ瀬橋(西浦和)までリンコリン。彩湖のところでbunaibuさんが待っていてくれました(会った場所は偶然だったそうです)。ほかに、通常走りの延長で来てくれたのむのめさん(夫)、ちょいと遅れてきましたが、われらがメインメンバーの鴇澤(ときざわ)さん、渡瀬さん、さらにTさん、Aさんと一緒に上江橋まで。やじさんが待ってくれてた上江橋では、なーんと偶然にもKENさんが……。いっしょに走ろうぜー。で、車列は10名をこえました。

Dscn3802  一般道を大宮ゴルフ場(写真左)などを経て緑のヘルシーロード(見沼代用水路)へ。途中、ゆるさんが居なくなり(カギをはずすのに手間取ったそうです)ちょい焦りましたが、帰路についたはずののむのめさんが案内してきてくれました。

 ところが、このサイクリングロード、食べ物屋がないんすね。Dscn3806  

 なんとか見つけた、というか信号を渡ったところで後続を待ってたらあった店。手打ちうどんなんで、いいんじゃない。と入る理由をみつける。

 足打ちうどんなんざ食べたことないんで、かならずしも手打ちが美味いとは思いませんが、行田名物の「ふらい」を食べるにはかなりコースと時間を割かれそうな気配なんで、ここで食べました。写真は十食限定のはずの「ひる川」なんですが、午後1時を過ぎているにもかかわらず、すんなり4人分も出てきました(手打ちうどんは売り切れ)。平べったい麺はともかく(食べにくい)、なんばん風の美味しいつけ汁に救われました。

Dscn3808  やじさんに代わって、KENさんの案内で利根大堰(利根サイ)に。やじさん、KENさん、ありがとうございましたm(_ _)m。

 利根サイは上流に行くほど路面がよくなりました。もう広さも江戸サイの二倍はあるかと。とくに群馬県(玉村町)に入ってからは素晴らしい緑のなかを走りました。さすがサイクリング王国群馬県ですねDscn3813  

 右は坂東大橋、渡れば伊勢崎市です。いったん渡りました。このときの記憶があいまいだったもんで、帰りに悲惨なことが……

Dscn3815  玉村町の牧歌的な風景のなかを走る利根川サイクリングロード。と、このとき、歴史が動いた。いえ、後方からガチャン(クルマ止めに激突の音)です。またまたゆるさんか?? と振り返ってみると、鴇澤さんでした。ヒザに二箇所ほど、かなりのケガ(裂傷)。出血がスゲー

 でも、だいじょうぶなんです。こんなときのために、われわれにはサポートカーが用意されてるんでした。鴇澤さんはきわめてプライドの高いベテランツーリストなので駅から輪行するとしても、とりあえず血が止まるまではサポートカーで、と……。

 そのサポートカーがナビシステムの不備から駆けつけてくれません。なんと、地図をみながら地図に載ってないサイクリングロードを想像しながらのサポートになってたんですね(意味ないじゃん)。「いまどこ?」「こっちもわからん」状態。

 けっきょく、鴇澤さんは新前橋駅までなんとか自力で走り、そっからサポートカーで渋川市のキャンプ場に搬送されたんでした。この駅でゆるさんも輪行帰宅(なんかものすごく楽しかったそうです。初めて独りで列車に乗った子供状態か?)。われわれ(もう残り4名)は前橋市内を走る利根サイ(このへん、景観も最高です)を渋川市に。最後、押して歩くのもたいへんな激坂をヘロヘロになりながらたどり着きました。Dscn3824_2  

 右写真は、渡瀬さんのピナレロのフラッシングライトがフラッシュにハレーションを起こしているところ。この日の走行距離147㌔と、もう予定の半分以上、もしかしたら距離的には3分の2は終わってるかも(帰りは高崎から輪行なもんで)、けっきょく雨も降らなかったし

 と、意気揚々なんでしたが、翌日は山間地特有の冷たい雨と吾妻峡谷の峻険な激坂が待っていたのである。(つづく)   

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2009年4月 7日 (火)

ツーリングの宿が決まりました! キャンプリゾートと老舗旅館の旅(笑)

 エコサイクルツァーの宿が決まりました。16日(秋ヶ瀬公園9時集合)は渋川のメイプルヴィレッジ

 このキャンプ場での宿泊、公式発表ではひとり4000円ですが、人数が増えるにしたがってたぶんもっと安くなるでしょう。ただ、秋ヶ瀬が9時なので、日暮れまでに到着できるかどうか。それと、食事をどうするかだなー。キャンプファイアーとかもしたいけどね。

 二日目(5月17日)は川原湯温泉の老舗旅館。ここ、人気の宿だそうです。二食付き8550円。部屋も食事も期待していいです。Dscn3669  

 フライヤーも出来ました。けっこう綺麗なので欲しいという方は、ここからダウンロードできます。で、今日は都内のショップに貼らせてもらうために出かけてきました。暑かったですねー、陽射しが。

 今の時季から梅雨になるまで、紫外線が激しくなります。どうぞ、自転車に乗るときは日焼け止めを忘れずに。ではまた

 あーっと、当面のスケジュール。

4月11日(土) TASUKE I プロジェクトの懇談会(午前中)、午後は花の名残りポタ。

4月12日(日) 東葛ポタ

4月18日(土) 小貝川(センチュリーライドの予定)

4月19日(日) アースデイライド(神宮外苑サイクリングロードほか)

4月29日(水) TASUKE I 公開試乗会

5月2~6日 山形ツーリング(つーか空輸輪行)

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2009年3月18日 (水)

缶バッヂできました@連日ポタ日和

Dscn3618  空が黄色かったです(写真は荒川戸田橋)。これ、黄砂ですね。

  いいえ、黄色く加工しただけでした

  それはともかく、ここ数日で判ったことがあります。それは、花粉の飛び具合が風向きによって違うということです。そんなん、当ったり前だろー

 いいえ、NHKの気象予報士さんも「南風でも花粉は飛びます。明日は(花粉が)かなり多いと思ってください」と、風=花粉過多説なのです。

 ところが、3月15日(上野南風)=何ともない 16日(手賀沼南風)=何ともない 17日(越谷北風)= 今日(荒川中流南風)=何ともない 

 つまり、南風でも花粉は飛ぶのかもしれないが、ワタシの活動領域のように南方向に杉植林がない場合は、飛・ば・な・い・のです(ワタシの生体実験が正しければ、たぶん)。その代わりといってはなんなのですが、走っているときは何ともなくても暖かい部屋に入った段階で「へっくしょい」「うぉくしょん」となります。これ気温差でアレルギーが発症するらしいですね。Dscn3620 

 エコサイクルツァーの缶バッヂ、できましたっ。去年はしこたま作りボロ儲け ましたが、今年は地味目に評判のよかったのを少々。ツァー参加者には記念品として贈呈、といきたいところなのですが、他の高額徴収イベント(主催者ガッポリぼろ儲け・参加者ちょと後悔)とはちがって参加費も無料なので、どうぞお買い上げください(一個300円なり)。売り上げはワタシが独り占め ツーリングの補給食や飲料費としてストックしますので、参加しない方もカンパのつもりで記念品として買ってくださいね。いま、ステッカーを作成中です。

 ご希望の方は横山あてにメールをくださいね。松戸南部から半径30㌔以内なら、ワタシが宅配します(苦笑)。

 あと、少し決まったことを。初日は前橋泊(ビジネスホテル)のつもりでしたが、それでは色気がなさすぎるということで、上毛電鉄沿線の色街 観光地を物色しています。なぜ上毛電鉄かというと、この電車は自転車をそのまま載せられるサイクルトレインだからです。

 二日目のお宿は、いまのところここが有力候補。川原湯温泉は人気のある観光地なので、いい宿が多いようですね。それと、荒サイ上流は吉見運動公園までしか行ったことがない(一説には、未舗装路やトラップが多数あるとのこと)、なので案内人を募集中です。どうか、よろぴくお願いしますm(_ _)m。

 出発は5月16日(土)の朝、九時にするか八時にするか、まだ迷っている最中。というのも、秋ヶ瀬公園が集合場所の有力候補に浮上しているからなんです。八時だとすると、自宅を出るの六時前、五時半?だよなぁ……。また何か決まったらUPします。ではまた

 

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2009年2月22日 (日)

イベントのお知らせ@エコサイクルツァー

 5月に実施するエコサイクルツァーの目的地、八ッ場(やんば)ダム(群馬県吾妻郡長野原町川湯温泉)のイベントです。

 八ッ場ダム東京集会『フォーラム 見直そう! 八ッ場ダム つくろう! 生活再建支援法 2月28日(土・14時~16時)、会場:日本教育会館901会議室(9F)地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅徒歩3分 

主催:八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会、八ッ場あしたの会 後援:公共事業チェック議員の会

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 環境作戦会議

 3月15日(日・12時~)会場:上野水上音楽堂 主催:環境作戦会議  協賛:パタゴニア 沖縄泡瀬干潟埋め立て問題・群馬八ッ場ダム問題・青森六ヶ所村再処理工場問題・高尾山トンネル問題ほか 入場料1000円 

■ TAIK1「喝よりウカツが効く!ニッポン環境大作戦」
   TALK2「覆面記者とお忍び政治家が語る!マスコミ・政治家の取扱説明書」
    マエキタミヤコ・菊川慶子(六ヶ所)・冨田貴史(祝島)
    KEN子(高江・泡瀬干潟)・森明香(八ッ場)・坂田昌子(高尾山)
    北川尚紀(週刊SPA!)・明珍美紀(毎日新聞社)・お忍び政治家さんAND MORE
■ LIVE出演
    渋さ知らズオーケストラ・bird(交渉中)・ラビラビ・風義
    ゆめやえいこ・KEN子・辰巳玲子&礼(Land and Life)
     AND MORE
■詳細は 特設サイト http://ameblo.jp/bakademokankyou/
■問い合わせ先 bakakankyou@gmail.com (担当:永友)

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