西東京遠征
わけあって、西東京市に遠征してきました。西東京市? そりゃどこだ。と思われるかもしれませんが、立川や八王子にくらべるとはるか東に位置する、単なる田無市と保谷市が合併した市です。しかし、東葛地域からだと片道50キロほどの距離ですね。
どうしてそんな遠征を思い立ったのかといえば、ある高名な装丁家と電話連絡がとれないので、訪ねてほしいと、依頼人の元雑誌編集長から要請されたのでした。その装丁家はある有名な文芸評論家(ここ十数年の織田信長ブームの引き金になった名著で有名)のお連れ合いで、齢80を超えておりますので、ここは緊急出動ということになりました。
荒サイから環8を西上というか南下、石神井川を探しあてました。王子から練馬あたりは狭い石神井川ですが、このあたりに来るとけっこう広々とした感じです。
豊島園にぶつかって川を見うしないましたが、西武池袋線を発見っ。
何もないところに鉄道を敷いただけに、保線路がしっかりしていますね。河川道路と鉄道の保線路をすすめば、間違いのないルート選択ができるという原則。道が入り組んだ世田谷あたりには適用できないかもしれませんが、幹線道路を避けた都内遠征、たのしいです。
びっくりしたのは石神井公園駅。高架化が始まっていました。むかしは畑と空き地しかなかった駅前なのに……。
けっきょく、装丁家女史さんはご健在で、しかし体調不良で仕事が完成しないまま、他の方に引き継ぐ結果に。使用PCがマックだったので、データをファイルするのが難航。しかも、女史がマックの使用方法を失念……。80歳の女史にマックを覚えさせようとした人、こんどからマニュアルを壁に書き出しておくこと!
帰りに上井草のキッチン南海でカツカレー。
このところ、老朽化(店および店主ともども)のためか、閉店があいついでいるキッチン南海。つい先日も、前にこのカテゴリーで紹介した蔵前店がなくなりました。
上井草店のカツカレーは、聖地神保町店のものに酷似。ダクダクと汗をかきながら、ガツガツとサクサクのカツを食べる感じ。最近はこのダクダク・ガツガツを若者が好まなくなったのが、南海の衰退の一因なのかもしれませんね。ではまた。
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