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2012年7月16日 (月)

脱原発集会@代々木公園「代替えエネルギーは解決済みだ」

Dscn0986 作家の大江健三郎氏が発言中の代々木公園メインステージ(グラウンドのほう)。

 原発さよなら10万人集会に参加してきました。実数は5~6万といったところだと思いますが、久しぶりに人出の多さに疲れる感じでした。

 ワタシたちが洞爺湖ツーリングのときに、あえて反原発・脱原発と言わずに、福島第一・第二をはじめとする三陸の諸原発所に対して、「耐震基準の見直し」を要望していたのが牧歌的にすら思える、昨今の脱原発運動。いや、原発を即時停止しろという反原発運動の現実感。じつに、エネルギー政策をめぐって、安全に暮らせる社会の在り方をめぐって、具体的な議論が煮詰まってきました。

 脱原発あるいは反原発という立場から「原発のない社会を」と言った場合に、代替えエネルギーを示せ、代替え案のない脱原発論は感情的な主張にすぎない、という批判があるようです。ところが、今日の集会で、広瀬隆氏の報告では「大手の企業は生産性の確保のため、発電機を購入しているから、電力不足に陥ることはない」のだそうです。

 さらには「大飯原発の再稼働は、関西電力の諸施設が不良資産にならないように、すなわち関西電力が倒産しないための措置だった」と。つまり、野田首相の「国民の安全を守るために運転再開」は、「関西電力がつぶれると、電力供給がとどこおり、国民生活が危機にさらされるから運転再開」という意味なのだそうだ。だとしたら、原発に代わるエネルギーはすでに完備しているのだから、関西電力を国有化すれば済む話、ということになる。

 もっとも、自力で電力を確保できない中小企業への電力供給という課題が残るので、そのあたりは別個に政策が必要になる、専門家が解決の方法を考えてくれるはず、と広瀬氏は主張しておられましたが。いすれにしても、政治で解決できる話なんでした。

 個人的には、澤地久枝氏の「原発を止めたら経済が立ちいかないという議論には、国土の小ささに見合った経済で幸福に暮らしていける方法を考えればいい」がグーでした。Dscn0979  

 暑いなか、熱中症の持病(?)があるゆるさんを伴ったので、暑さ対策は万全を期しました。

Dscn0988

 思いのほか、冷却ひやシートが良かったです。首の根元に貼りますと、かなりの時間、ひんやり感が維持されました。が、長い時間貼っていると、グチャグチャになりますね。あと、冷却スプレーは野球の選手がデッドボールのときに使ってるやつ。1秒を30回使える説明書き、ということは30秒で約300円、1秒10円っスね。叩いて粒を潰せば0℃(100円)は、まだ使ってません。炎天下サイクリングで使う予定なので、気長におまちください。

 ではまた

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コメント

今日は  炎天下の中での熱気は家の中でTVで見ていましたが、多くの人の共感を背負って下さっているような~と言う思いを感じました。
参加有難うございます。老婆ということと足が悪く、一緒に行動出来ませんが、生徒や友人と話す内容も唯のお喋りではなく、原発問題を話して行きます。

投稿: 相子 | 2012年7月20日 (金) 10時15分

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