被災地レポート@福島
テレビや新聞写真で見てる分には、すごいなーだった光景ですが、間近に見てしまうと、言葉にならんですね
、もう。
ちょうど、陸上自衛隊の作業班が放射能圏内に出かけていくところ。白衣と防護マスク、ものものしいです。
スクリーニング(放射能測定機)で、スキャンしているところ。→
じっさいには、ずべての放射能を検知できないのだという専門家の話。
避難地区(半径20㌔圏内)にも入ってみました。国道6号も寸断され、右の写真のように、脇道もダメ……。
避難地区には犬が置き去りにされていました。パンをやると、何匹も集まって大喜びで食べてましたが、そろそろこっちにも補給食がなくなり……。
チョコレートをやると、犬さんたちはしばらく悩んでいました、とさ。動物保護系のNPOもここには入れないわけで、後ろ髪を引かれたもんです。飼い犬というのは忠実な生き物で、飼い主が戻ってくると信じて、ずっと家の前で待ってるんですね。
いつまで待っていればいいんですか? もう、わたしたちペコペコにお腹がすいてるんですけど……。みたいな、犬たちの訴えるような瞳が痛かったです。
← 問題の福島第一原発です。このあたりは放射能線量、バリバリなんですよね
。
もう道路もズタズタで、ちょいと油断するタイヤが挟まるか落ちてしまう状態。何とか山間の道に活路を見出すも、そこにも道に亀裂があったりで、生きた心地がしませんでした。乗り捨てられたクルマばかりで、かなり不気味でした。
別動隊が無事に支援物資(単なる水ですが……)を運んだ報告を聴きながら、暗い常磐道を帰ってきました。PAも電気が暗くて、なんか異様な雰囲気。 はー、疲れた
。
ではまた。
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コメント
お帰りなさいませ!(o*。_。)oペコッ
ご無事で、なによりです
ごゆっくりとお休みくださいませ~
わんちゃん達も可哀想ですね…
投稿: nishiyan | 2011年4月14日 (木) 18時22分
nishiyanさん ども
ここ二度と越えられんな、と思う亀裂を越えて、つぎにそれ以上の崩落に遭遇したときは、もう帰れんかな。と思ったものです。
投稿: 横山 | 2011年4月15日 (金) 09時23分
横山さん、こんにちは!
どうもご無沙汰をしております。
転職をした関係で現在は夜勤で働いております。
なかなかチャリ旅にも旅立てずでブログの方も放置状態ですが、ボチボチ何か書こうかなと思っている今日この頃の私です。(苦笑)
さて、先の大震災で被災された皆様には、この場をお借りして心よりお見舞いを申し上げます。また被災地へ救援に行かれた横山さん、本当にご苦労様でした。
先ずは無事のご帰還を喜びたいと思います。
今後長い時間を掛けての復興となると思いますが、一日も早く被災者の皆様が平穏な生活を取戻せるよう祈るばかりです。
投稿: 片山R | 2011年4月16日 (土) 12時32分
片山Rさん
お久しぶりです。ブログ再開、楽しみです
。
投稿: 横山 | 2011年4月17日 (日) 10時26分