女川原発@2008
福島第一原発は電源が回復されつつあり、何とか危機を脱したようです。稼働原発のなかでは老朽施設ということもあり、とくに津波のダメージが大きかったのでしょう。まずは、危機脱出に拍手です。
とはいえ、原子力発電そのもののシステムに問題はなかったのか。放置すれば自己増殖するエネルギーを抑制する方法はあるのか? たぶん、今回のようなピンチになった場合には、鉛で封じ込めてしまうくらいの安全装置が必須ということになるはず。構造的な問題(欠陥)もあぶり出しにしておくべきでしょうね。
ふたたび、安全基準の見直しをもとめて、各原発に申し入れを行なったツーリング洞爺湖(2008年)の記憶を。
仙台の東にある女川原発です↓→。 ワタシたちのうしろに見えてるのが原発(排気塔が二本)ですが、海岸線の港や市街地、工場群は全滅したそうです。
海岸線沿いの道と、牡鹿半島に尾根づたいの道があり、ワタシたちは山のほうを走ったんでした。こっこうキツかったですね、足つきましたしね。このとき、雨が降ってたんですね。
いま、女川原発は被災住民の避難先になってるそうです。敷地も施設もそれなりなので、指定されなくても当然と言えば当然ですが、福島との対比はなんとなし皮肉なものです。
原発(炉心)の模型です。青く光ってるのが燃料棒。原発への申し入れの模様は、これ。
お世話になった方々の消息、まだわかりません。ご幸運を祈るばかりです。
↓こちらは、もう崩壊した福島第一原発のありし日の見学ビデオ。保存プールが紹介されています。
ではまた。
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