八ッ場ツーリング(完結編)
大きな蜂にわき腹をつかまれたまま
走るのって、ほんとうに生きた心地がしませんでした。彼(蜂)が何かの拍子に「攻撃された」と感じ、反撃に出たらその瞬間にワタシは痛みに耐えられずに転倒
。あるいはショック死も考えられないではありません。なんとなく、わき腹にしがみついてる蜂クンの手足(?)に、怒りのような力がこもってきたような気が。
人間というものはワタシのような年齢になると、とくに失敗や挫折を経験したぶんだけ最悪のケースを想像しがちになるものなんですね
。ここはサイクリングロードだから、救急車が入ってこれないなぁ。とか、たとえスズメバチより毒性が弱いとしても、心臓のすぐ横を刺されたら急性心臓麻痺とかも……?
以前、同年輩の自転車仲間と「80歳台まで
乗れたら本望だよね。死ぬときはツーリングでヘロヘロに疲れて、そのまま眠って死んじゃうみたいな」(ワタシ)「理想だね」(仲間)と語り合ったことがあります。じっさいに80台なかばで日本一周のラストで亡くなられた(トンネルの中でトラックにはねられたんですが
)サイクリストもいることだし。
でもここサイクリングロードだし、蜂に刺されてとういうのちょっと恥ずかしくね? そんなことを考えていると、楽しかったことや辛かったことが頭のなかを走馬灯のように駆け巡りました。
と、サイクリングロードが国道と交差するところで、渡瀬さんが停車「あっちですよね?」「うん……」ワタシはわき腹を横目で見ながら「こいつ、絶対にスズメバチじゃないよね?」「違いますよ」その答にホッとした
つぎの瞬間、蜂クンはぶーんと飛んでいきました。
はー、たすかったー。怖かったよー。
たぶん彼(?)はワタシのわき腹にしがみついたまま「おい止まってくれよー、もう巣に帰らなきゃなんないのにぃ」状態だったのかもしれませんね。わかったこと→蜂がジャージにとまったら、停車して逃がしてやること。どっちにしても精神的に臨死体験をした感じで、もうドッと疲れました。
その後、われわれは玉村橋でいったん左岸に渡るべきところを直進し(なんとなく間違いはわかってたんですけどね、つい冒険心というか判断力の低下というか……
)利根川サイクリングロード(一般県道渋川玉村線)をそれたんでした。
いったん支流の烏川サイクリングロード(高崎伊勢崎自転車道)に入り、完全に西に向かってました。おいこれ、帰れんのじゃないんか?
つぎに神流川リバーサイドロード。一瞬、神奈川に見えたんでワープしたのかと焦りました
。かなり大回りをして、自転車ではじつに走りにくい国道17号に
。予定通り? 本庄から輪行。疲れました
。が
。
今回のツーリングの反省点
→秋ヶ瀬は出発点としてはちと遠すぎた(キャンプ場でカレー
が作れなかった)・他のイベントとバッティングして参加できない人が多かった(日程はもう少し柔軟に)・サポートカーのナビが人力なのであまり役に立たなかった(何とかしとけ)・小役人相手に議論しても得られるところは少ない(議員立法とか考える余地あり)、以上。
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コメント
八ッ場ツーリングお疲れ様でした。
私も「我ながらよくそこまで考えるな。」と思うほど、
最悪の事態を想定してしまいますが、
それは今までの失敗と挫折の人生の賜物だったんですね。
それにしても蜂怖いですね。
私だったらパニックを起こして、蜂の逆鱗に触れ、
刺されてしまいそうです。
こういう時こそ冷静な判断が必要なんですよね。
投稿: くろばい | 2009年5月29日 (金) 21時34分
くろばいさん コメントありがとうございます♪
最悪の事態を想定してしまうのは、挫折や失敗の経験もさることながら、最悪の事態に立ち至ったときにオロオロしないため、なのかもしれませんね。
。というのがありました。最期はせめて、幸せな人生だった
と思いたいのでしょうね、人間というものは(苦笑)。短い時間でしたが死生観を垣間見させてくれた蜂クン、また会いたいものだなと思います
。
一瞬だけなんですが、蜂クンに刺されるかもしれない状況のなかで、やっぱりいい人生だったと思おう
投稿: 横山 | 2009年5月29日 (金) 22時55分