八ッ場(やんば)ツーリング2009年5月(一日目)
今回から、ゆるさんの輪行バッグもかぶせるだけのモンベルにしました。こいつは後輪にかぶせた部分をヒョイとめくれば(キャーツ
)、自転車を立てて転がせるんです。こいつがあるせいなのか、ゆるさんは「前橋まで行くんだ
」と、メチャメチャ強気でした。初の単独輪行にひそかに燃えていたようです。
というわけで、秋ヶ瀬橋(西浦和)までリンコリン。彩湖のところでbunaibuさんが待っていてくれました(会った場所は偶然だったそうです)。ほかに、通常走りの延長で来てくれたのむのめさん(夫)、ちょいと遅れてきましたが、われらがメインメンバーの鴇澤(ときざわ)さん、渡瀬さん、さらにTさん、Aさんと一緒に上江橋まで。やじさんが待ってくれてた上江橋では、なーんと偶然にもKENさんが……。いっしょに走ろうぜー
。で、車列は10名をこえました。
一般道を大宮ゴルフ場(写真左)などを経て緑のヘルシーロード(見沼代用水路)へ。途中、ゆるさんが居なくなり(カギをはずすのに手間取ったそうです
)ちょい焦りました
が、帰路についたはずののむのめさんが案内してきてくれました。
なんとか見つけた、というか信号を渡ったところで後続を待ってたらあった店。手打ちうどんなんで、いいんじゃない。と入る理由をみつける。
足打ちうどんなんざ食べたことないんで、かならずしも手打ちが美味いとは思いませんが、行田名物の「ふらい」を食べるにはかなりコースと時間を割かれそうな気配なんで、ここで食べました。写真は十食限定のはずの「ひる川」なんですが、午後1時を過ぎているにもかかわらず、すんなり4人分も出てきました(手打ちうどんは売り切れ)。平べったい麺はともかく(食べにくい
)、なんばん風の美味しいつけ汁に救われました。
やじさんに代わって、KENさんの案内で利根大堰(利根サイ)に。やじさん、KENさん、ありがとうございましたm(_ _)m。
利根サイは上流に行くほど路面がよくなりました。もう広さも江戸サイの二倍はあるかと。とくに群馬県(玉村町)に入ってからは素晴らしい緑のなかを走りました。さすがサイクリング王国群馬県ですね。
右は坂東大橋、渡れば伊勢崎市です。いったん渡りました。このときの記憶があいまいだったもんで、帰りに悲惨なことが……。
玉村町の牧歌的な風景のなかを走る利根川サイクリングロード。と、このとき、
歴史が動いた。いえ、後方からガチャン(クルマ止めに激突の音)です。またまたゆるさんか?? と振り返ってみると、鴇澤さんでした。ヒザに二箇所ほど、かなりのケガ(裂傷)。出血がスゲー
。
でも、だいじょうぶなんです。こんなときのために、われわれにはサポートカー
が用意されてるんでした。鴇澤さんはきわめてプライドの高いベテランツーリストなので駅から輪行するとしても、とりあえず血が止まるまではサポートカーで、と……。
そのサポートカーがナビシステムの不備から駆けつけてくれません。なんと、地図をみながら地図に載ってないサイクリングロードを想像しながらのサポートになってたんですね(意味ないじゃん)。「いまどこ
?」「こっちもわからん
」状態。
けっきょく、鴇澤さんは新前橋駅までなんとか自力で走り、そっからサポートカーで渋川市のキャンプ場に搬送されたんでした。この駅でゆるさんも輪行帰宅(なんかものすごく楽しかったそうです。初めて独りで列車に乗った子供状態か?)。われわれ(もう残り4名)は前橋市内を走る利根サイ(このへん、景観も最高です)を渋川市に。最後、押して歩くのもたいへんな激坂をヘロヘロになりながらたどり着きました。
右写真は、渡瀬さんのピナレロのフラッシングライトがフラッシュにハレーションを起こしているところ。この日の走行距離147㌔と、もう予定の半分以上、もしかしたら距離的には3分の2は終わってるかも(帰りは高崎から輪行なもんで)、けっきょく雨も降らなかったし。
と、意気揚々なんでしたが、翌日は山間地特有の冷たい雨と吾妻峡谷の峻険な激坂
が待っていたのである。(つづく)
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コメント
お疲れ様でした
利根川上流はよさそうですね~~
いずれ ゆるさんのパターンで ばば号と走ってみたいものです
御案内ももう少し時間にゆとりがあればオプションも有りましたが 次回(有れば)はもっと寄り道しましょう
投稿: やじ | 2009年5月20日 (水) 18時04分
やじさん ご案内ありがとうございましたm(_ _)m
こんどは前橋までご一緒しましょう。こんど行くときは、もっと時間の余裕をみて、ゆっくりと寄り道しながらがいいですね。とくに行田のふらい
。
投稿: 横山 | 2009年5月20日 (水) 19時08分