支笏湖経由、札幌到着!
北湯沢(洞爺湖の東)泊の翌日(7月4日=最終日)は、雨でした。
五日目の東松島からの午前中が雨だったほかは、ほぼ晴れにめぐまれたツーリング洞爺湖、最後にきて試練だなーでした。なんですが、険しいといわれている定山渓方面(札幌南西の温泉地)の中山峠経由とくらべて、支笏湖経由(美笛峠)の登りがどのくらいきついのか、そのほうが気になっていました。
おーい、なるべく白線を踏むなよー! 路面が良すぎるだけに、スリップが怖い。で、それなりの登りはありましたが、もう登坂の苦しさに慣れてしまったのか、あまりツライ印象はありませんでした。最後はトンネルだったっけ。
三陸海岸いらいの登りを総括していえることは、ダンシングや下ハンドルでは長く登れないということ。準備の走行会では「下ハンドル持てないと、山は登れないよ」(ワタシ)だったんですが、長い坂で下を持つと息が苦しくなります。しょせんは、関東平野で発想してたヒルクライムだったんだなー、と思ったもんです。
ダンシングもワタシのようにストライドを大きくすると長いのはダメで、今回のツーリングでダンシングを習得した渡瀬さんのように、小刻みなダンシング(?)が効果ありました。というか、苦しむのが好きな登山家さんだからなぁー。
いきなり海に出てしまったのかと思った支笏湖、霧で向こう側が見えないんですね。
じつは、ここから先が札幌のサイクリストをして「支笏湖は日帰りでは難しい」と言わせる山越えだったんです。湖を半周して、イッキに登り。ここから先、余裕がなくて写真がありません……。押したほうが速い登りとブレーキシューがなくなるんじゃ、と思わせる激くだり……。
気がついたら、もう札幌の近郊でした。サイクリングロードをたどって、中島公園で「時間調整」(笑)というのも、作戦部長の渡瀬さんが出向えの手配をしてなかったんですが、それではあまりにも寂しい、とワタシ。急遽、学生ママチャリや環境団体のメンバー、札幌で会おうと約束してた首藤さん、輪行で先行した鴇澤さんたちに大通り公園に集まってもらい、ゴぉーーーール(歓迎)の儀式を。ってんで、中島公園で時間(5時)まで待機……(笑)。
トイレの陰で待機中です→
4時半、いよいよ満を持して札幌市街の中心に進出(笑)。ラストだと思うと、さすがに興奮しました。街全体がサミットで盛り上がっちゃってるし。
で、このあとなぜか車列が千切れて、ドッキングに手間取る(苦笑)。大通公園では、もう農業団体や環境団体が集会を開いていて、騒然とした雰囲気でした。ひっそりとゴールするんじゃ寂しいとばかり思ってましたが、デコレーションを付けた自転車なもんで、それだけで拍手を受けたり注目を浴びてました。
右の写真は、タワー下にゴールしたワタシたちを見物してる人々。赤いユニフォームはサミット歓迎隊(確か)。
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