梅雨明け、ツーリング準備!
晴れてみたり降ってみたり、何とも煮え切らない関東の梅雨ですね。週末あたりに台風に煽られた前線が活性化とのこと。相棒と14日~16日に予定していた横須賀逗子ツーリングの予定は、したがってほぼ消滅。従妹の再婚祝い(?)を兼ねていたので、秋に延期というところです。
来週末は、とあるNGO団体のイベントに自転車で秩父まで。相棒(カミさんです)は熱中症の体質なので100 キロ越えのロングツーリングは無理。三鷹在住のツーキニスト青年をあてにしていたんですが、これも予定があるとのこと。埼玉の人で、いま私がスポーツ自転車を勧めている方が乗れないとなると、秩父まで単独行ということに。
秩父までの走行距離はともかく、荒川CRの終点から先の行き方が私にはわからんのです。地図を見ながらたどり着くにしても、長距離の単独行には危険がつきもの。たとえば、スズメ蜂に刺されて気絶して、そのまま発見されずに死亡というような想像もしてしまうし、事故で怪我をして→運悪く携帯電話が破損→不幸にも近隣に人家なし→徒歩で病院に向かうも方角を見失いビバーク→翌朝、農道を散歩中の人に瀕死のところを発見される。ってな最悪の顛末も……。
と、いろいろ考えても仕方がないので、準備だけは始めましたッ! 写真はコールマンの保冷バッグです。中に見えてるのが500 ミリリットルのペットボトル(オレンジ色の飲み口はスポーツドリンクのおまけ)で、2本入るようになってます。
保冷材の厚みは10ミリほどで、実験してみたところ気温25°の条件なら1時間は冷たいまま。保冷剤用のポケットが付いてるので、併用すれば30°越えでも2時間は大丈夫でしょう。この時季、ホントにボトルゲージに剥き出しの飲料水は使えません。ボトルに氷だけの保管でも、1時間半ほどでお湯になってしまうので、いきおいコンビニでの冷たいお茶補給。お茶は多少暖かくなっても飲めるんですが、利尿作用もあってほどほどにしないと困る。で、保冷バッグに保冷用のアルミ(壁が二重の)ボトルがあれば完璧な準備といえましょう。
ちなみにこの保冷バッグは800 円、アメリカ資本の大型店スポーツオーソリティでゲット。真夏のサイクリングに水分補給は不可欠ですぞ。
スポーツオーソリティ松戸店
http://www.sportsauthority.co.jp/location/shop/j309.html
あと、今いちばん欲しいのが写真のシューズ(PUMA CAT) なんですけど、じつはラルフローレンのシューズが健在で、買ってしまうとまだ使えるモノが放置される恐れも……。ところでこのプーマキャットのポーズの真似、あなたもしてみませんか? 手をネコのように丸めて、腰を落とした体勢からヌーッと伸び上がってみる。どうです、よく似てましたよ。
というわけで、サイクリングの準備を始めている方にプロショップのご紹介を少しばかり。
まずは、ルイガノの専門店(ほぼ2割引き)で私の愛車のディーラー、ウィングパウ。店長の池本さんは話好きでくだけた人ですが、自転車整備や改装のポイントはしっかりとしてます。小さな店舗が多いウィング店は安価な通販サイトも充実していますので、ルイガノを買うならこのチェーンと申し上げておきましょう↓。
ウィングパオ(ウィング北千住店)
http://www.o-wing.com/~wingpaw/
私の地元(松戸)はプロショップが充実していて、スポーツ自転車ブームの昨今は古い店も新しい店も特色がいっぱいです。北松戸のスペース(URL参照)は、アテネオリンピック代表の鈴木真理選手が監督をつとめる実業団登録のレーシングチームが経営基盤で、いわばロードレースが業務の柱になっているようなショップ。みずからBR1(エリート級)レーサーである社長の佐藤氏が自転車関連の商社にいたこともあり、他では手に入らない海外ブランドのパーツやウェアも。アジダスのサイクルソックス(抗菌性=made in イタリア)なんぞは、どこのサイトや店舗を探しても見つからないはず。家族に薬剤師がいるとかで、プロテイン系やサプリメントにも強い。
スペースバイク
http://homepage2.nifty.com/space_bike/
新松戸のサイクルセオ(下のURL)も、実業団の強豪チームを擁するショップ。この店の品ぞろえは一見に値します。パーツやアクセサリーはもとより、ほかではまず置いてないブルホーンバーなどもあって、さながらパーツの博物館。構えは小さな店なんだけどね。
サイクルセオ新松戸店
http://www.seo-smd.com/
同じく新松戸から最寄りのサイクルランド(下のURL)は、フレームやホイールから鋳造の老舗。もっとも、プロの競輪選手が御用達の店だから、自転車造りの技術が評判なのは当然かも。私の場合はフレンチバルブのキャップが割れた時に、無料でキャップをいただきました(感謝)。
じつは競輪選手はキャップをはずしているらしいですね、激しい走行でトラックに転がり落ちるのを嫌うんだそうです。で、フレンチバルブのキャップの頭を横に割ってしまえば、イギリス式(普通のママチャリ用)のポンプでも空気を入れられることを教えてもらった。この店にもノロッサというサイクリングクラブがあります。
サイクルランド(根本商会)
http://www.cycleland.jp/
↓サイクルベースあさひ(松戸には2店舗)。大阪から全国に店舗を展開中の最大手量販店(店員に関西弁が多い)です。取り扱いブランドはジャイアント、ルイガノ、自社ブランドなど。会員(サイクルメイト)に加入すると、部品が1割引きに。自転車やアイテム選び(通信販売)はトップ頁から。
サイクルベースあさひ(関東エリア店舗情報)
http://cb-asahi.co.jp/shop/index-kanto.html
↓松戸市常磐平のサイクルサービスおおやま。通販サイトが充実しているので、初心者の自転車選びには最適かもしれない。
サイクルサービスおおやま
http://www.cso.co.jp/shop.html
↓ヒラガ(葛飾区高砂)。ふつうの自転車屋さんだけど、骨董品的なパーツやアクセサリーが豊富に在庫(デッドストック?)しています。私は97年モノのフロントバッグをここで入手。サイトには丸石のランドナー、エンペラーに後輪用のダイナモを取り付けたのが掲載されていて、私もこれをルイガノに付けて欲しいなぁと思ったが、台座がないとダメだよと言われました。ま、他店で買った自転車を持ってきて、工賃に見合わない台座取り付けなんて徒労を頼むのも考えてみれば迷惑な話でした(すみません)。
サイクルショップヒラガ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-hiraga/
ほかにも、都内と千葉エリアの有名店を挙げておきましょう。URLは上から順に「なるしまフレンド」「ラバネロ」「セオ」(ベイエリア6店舗)「ワイズロード船橋」です。
なるしまフレンドHP
http://www.nalsimafrend.jp/
ラバネロ(タカムラ製作所)
http://www.ravanello.com/
サイクルセオ(ベイエリア合同HP)
http://www.seocycle.com/
ワイズロード船橋店
http://www.ysroad.net/shops/funabashi.html
なるしまフレンドとラバネロはご存じのとおり、ともに実業団チームのあるクラブを持っています。どちらも創業社長のお人柄といいますか、アットホームは雰囲気のサイクリングクラブで、理想的な自転車店はこういうふうにあるべきなのだろう。と思わせますね。
「セオ」(とくに船橋ららぽーと2店舗)と「ワイズロード船橋」は激しく、千葉県のサイクリストのメッカである船橋で販売競争中……? この巨大店舗たちが共栄共存できるほど、自転車愛好家が増えるといいんですけどね。
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